2019年12月1日「世界硬式空手道連盟 第1回 アジア硬式空手道選手権大会」

2019年12月1日 世界硬式空手道連盟 第1回 アジア硬式空手道選手権大会

  • 12月1日にカザフスタン共和国で開催されました「第1回 アジア硬式空手道選手権大会」に参加してきました。

    日本からも2選手を送り、私が日本選手団団長として日本の選手を引率してきました(私も初めての国でしたので、世界硬式空手道選手権大会でロシアに行った経験のある今井さんに大変お世話になりました)

    まず、私も初めて訪れた「カザフスタン共和国」について少し触れさせていただきます。

    元はソビエト連邦に属していて、1991年12月16日に「カザフスタン共和国」として独立した国で、独立して28年と国としてはまだ若いです。

    地理的には、ユーラシア大陸の中心に位置しており、世界第9位の広大な国土面積(アジアでは、中国・インドに次いで第3位)を有していますが、大半は砂漠や乾燥したステップ(草原、ロシア語で「平らな乾燥した土地」)で占められています。

    中国とヨーロッパに挟まれている国で、首都はヌルスルタンですが、最大の都市はアルマトイです。

  • アルマトイ空港

  • サッカー競技場

  • 私のカザフスタン(アルマトイ)の印象ですが、まず空港に着いて困ったのが、タクシーがいないこと(空港にのみいるらしいが、台数が少ない)

    この国では、日本でいう「白タク」がほとんどで、乗る前に価格を交渉して乗ります。

    よって、言葉が通じない外国人は、通常の何倍も取られることが多いようです。

    交通手段が白タクしかないので、現地の人も道路に立っていれば車が寄ってくるので、簡単なやり取りをして乗っていくという感じです。

    車が非常に多く、高級車も多いですが、日本では車検に通りそうもない車が半分以上を占めていて、日本車・韓国・ベンツが多いです。

    豊かなのか?そうではないのか?はっきりしない国です。

    寒い国であることには間違いなく、日の出が8時過ぎです。

    陽が出ても、なんとなく薄暗い町です。

    その中を走ってトレーニングをしましたが、耳が痛くなり、手袋をしていても手足がしびれてきました。

    しかし、ここはカザフスタンでも南の方で、北の方に行くと-30°ぐらいにもなると聞いて、「ここで良かった」と思いました。

    私が非常に困ったのは、トイレの便器が設置してある位置が高いことです。

    この国の人間に合わせてあるのでしょうが、私はつま先立ちでなくては小便ができず、子供になった気がしました。

    また、一抹の虚しさも感じました・・・

  • 大会会場入口

  • 大会は日本の試合とは異なることも多く、最初は戸惑いました。

    前日に計量があり、さまざまな国から選手が来ていましたが、やはり日本人である私たちが結構注目されました。

  • 私たちが会場に入ると、色々な国の人たちから「写真を一緒に撮ってくれ」と頼まれました。

    大会当日は8時30分に会場に入り、ウォーミングアップを吉田選手が一緒にやってくれました。

    日本の大会とは違い、受付もなければ、試合前の開会式もなく、いきなり試合が開始されました。

  • 試合が始まって数時間が経った昼過ぎ、試合全体を止めて開会式のようなセレモニーが始まりました。

  • 今井さんが挨拶をしました。

  • 演舞

  • 演武が終わり、試合が再開されました。

    日本選手の吉田開成君・中原優芯君はここからの始まりでした。

  • 中原選手も吉田選手も、果敢に攻めて、全試合勝ち抜き、見事優勝することができました。

    「全日本硬式空手道連盟」のルールとは異なり、投げ技・組み付いてからの攻撃などがあり、戸惑う部分もありましたが、それを乗り切り勝利しました。

    中原選手は個人戦の後、「ロシアの選手と組んで団体戦に出てくれ」と言われ、ロシア・日本合同チームで出場し、この団体戦でも優勝しました。

  • フルコンタクト空手の試合も一緒にあり、日本では見られないような団体が一緒の大会で戦っていました。

    この枠にとらわれない寛容さには感心しました。

  • 表彰式

  • すべてのプログラムが終了したのが、夜の9時半を過ぎていました。

    日本では考えられないことですが、これもお国柄ということでしょうか。

    今回の大会を終えて思ったことは、やはり体格の差があり、体幹が強い選手が多い。

    組み技に持っていくので、攻撃が荒くなっている。

    総合格闘技の選手も多数出場していたようで、帯の色は参考にならない。

    白帯でも、とても強い選手がいて、通常の練習では胴着など着ていない感じがした。

    格闘技というイメージが強く、武道的の本質的なことは、まだこれからではないか?というのが率直な感想です。

  • セルゲイさん、一番武道家らしい人でした。

  • フルコンの部で優勝した選手です。

  • 大会終了後に、ロシア・カザフスタンの方々が食事会を開いてくれました。

    色々な国の人達、流派の人たちがいて、それぞれに認め合いながら、それでも「負けない」という闘争心を秘めた人達でした。

    最後の日の夜に、ホテルの部屋で居残り組で祝勝会をしました。

    選手の2人、おめでとうございました。

    皆さん、お疲れ様でした。

    来年の「世界硬式空手道選手権大会」を目指して、これからも日々頑張ろう!